活動報告:2022年12月

みんなとオレンジカフェ

港区の「みんなとオレンジカフェ」は、医療機関連携型のため、毎回、地域の認知症専門医の先生がいらしてくださいます。認知症に関する講話があるほか、先生と個別にも相談ができます。

 

特に今月は個別相談をする方が多かったようです。

親やパートナーとの日常生活に不安を抱え、今後どうしたらいいのか迷っている、とお話する方が多いですが、

「早めに受診したほうがいい」と言われて診察につながる方、

「今の生活を大切に過ごしたらいい」と言われる方など、

それぞれの状況に応じての対応となります。

相談することにより、安心されて笑顔で終わられる方が多いようです。

 

診察室ではなかなか話せないことが、平場のカフェでは話しやすいということもあるかもしれません。

港区のオレンジカフェのメリットです。 

 

左から

1芝浦港南:カフェ前半のお話タイムはスタッフや専門職に相談したり、参加者同士で交流したりしています。

2:各地区で年1回ずつ行っている港区社会福祉協議会による「成年後見制度・福祉サービス利用援助事業」の説明がありました。

3:認知症専門医によるミニ講話、芝浦港南カフェは「認知症の非薬物療法について」のお話でした。

4芝:芝カフェのミニ講話は年内最後ということで、前半は皆さんからの認知症に関連する様々な質問に先生が答えてくださり、後半は「治る認知症について」のお話でした。

ちょこっと立ち寄りカフェ

12月恒例のプログラムを行いました。

 お皿の上にサンタの置物や木の実などをアレンジした素敵なクリスマスプレートを作ったり、地域の方達が演奏するクリスマスコンサート楽しみました。いずれも30人程が集まり、大いに盛り上がり、皆さん満足した様子でした。

お正月に向けては、来年の干支であるウサギをあしらった壁飾りを作り、参加された方は、お正月が賑やかになると喜んでいました。

年忘れお楽しみ会では、参加者一人ひとりが一年を振り返って「今年の一字」を披露し、「笑」「健」などが上がり、今年一年を締めくくりました。

 

参加された方々からは、「カフェは様々なプログラムがあり毎回楽しみにしている」「いろいろな方と話せ交流出来るのが嬉しい」との声が寄せられました。

 

上段左から1-2ありす:クリスマスプレート作り  4-5飯倉:正月飾り作り

中段・西麻布:クリスマスコンサート 

1 お招きしたヴァイオリンとキーボード奏者の演奏  2 地域の方々の演奏  3 ボランティア有志ほかの演奏

下段・南麻布:年忘れお楽しみ会 1-2 今年の一字を発表  3 地域の高校生によるギター弾き語り