活動報告:2023年5月

みんなとオレンジカフェ

オレンジカフェには、認知症のご本人、介護するご家族、認知症に関心のある方など、様々な立場の方が参加しています。介護するご家族がいらした時は、ご家族同士でお話ができるようにと、同じテーブルに案内します。

高輪地区では別室で「介護家族の会」を開いています。

5月の「介護家族の会」には4人の方が集まり、この日は「介護サービスへの第一歩はどう踏み出す」という話になりました。

「介護認定をやっとの思いで受けたけど、その後のサービスになかなかつながらない」という方のお話に、先輩介護者から「一度行き始めたデイサービスをすぐにやめてしまったが、その後しばらくして他のところに行き始めている」、また「今週が第1回目のデイサービスでどうなるかハラハラする思いで、電話がかかってきたらどうしようと思っていた」などの体験談が話されました。

 

いずれにしても、「距離をとること」と「家族だけでは難しいので専門職の方(間に入ってもらう人)の力を借りよう」ということが共通認識となりました。

家同士、大きく頷きながら、ヒントをもらったり支え合ったりの時間でした。 

 

左:赤坂カフェ(ドクタータイム)    中:高輪カフェ(ドクタータイム)   右:芝カフェ(お話タイム)

ちょこっと立ち寄りカフェ

風薫る5月になり、外出にはうってつけの季節になりました。

今月もいろいろなプログラムを行い、多くの方に参加して頂きました。

 

西麻布カフェでは、初めての企画「漢方茶で健康づくり」を講師を招いて開催し、漢方の知識を取り入れた夏バテ対策などを考え、様々な漢方茶を試飲しながら参加者と健康について語り合いました。

飯倉カフェでは子どもの日にちなみ、折り紙で菖蒲や兜を折り、ありすカフェでは落語家さんを招いて笑い、南麻布カフェでは科学実験で「シャボン玉の不思議な現象」に驚いたりしました。

 

カフェでは、日頃の生活では中々経験出来ないことをプログラムに取り入れ、楽しみや驚き、感動などの体験を通して気軽に皆さんが集え、交流出来る居場所作りを行っています。

興味のあるプログラムなどがありましたら、是非一度お出でください。

 

上・左から1~2:飯倉カフェ・ 上・3~5:ありすカフェ

下・1~2:西麻布カフェ  下・3~5:南麻布カフェ