オレンジカフェでは20名ほどのボランティアさんが活躍しています。そのボランティアさんを対象に「フォローアップ講座」を年に2回、開催しています。
今年度1回目の講座を8月28日(水)芝公園区民協働スペースで開催し、ボランティア10名、港区から担当職員2名に加え、5か所の高齢者相談センターの医療職6名と、スタッフ8名の参加がありました。
港区からは、「認知症基本法」の施行により、認知症の人との共生社会の実現に向け、「みんなとオレンジカフェ」という集う場が地域でますます重要になっている、というお話のあと、年間データに基づいた報告がありました。
ボランティアさんからは、「みんなとオレンジカフェ」の活動を通しての感想や今後に望むことなど、また高齢者相談センターの方からは、地域の現状や「高齢者相談センター de オレンジカフェ」の様子が話されました。
地域に集う場がたくさんあることのメリット、それぞれの良さを生かして運営していくこと、お互いの情報共有や連携がとても大切であることなどを確認し、活発な意見交換が行われました。
「みんなとオレンジカフェ」も開始から10年の月日が経ち、参加者のニーズの多様化が見られます。ボランティアさんのご協力のもと、一人ひとりの声や想いに向き合い、基本に立ち返って活動を展開し、事例を積み重ねていくことを改めて確認する日となりました。
8月のカフェはお休みでしたが、日頃の活動を支えて頂いているボランティアさんの交流会と、新たにカフェでボランテイアを希望される方を募り、ボランティア養成講座を開催しました。
ボランティア交流会は、活動中のボランティア13名と、カフェの主催である麻布地区総合支所区民課保健福祉係、関係部署として社会福祉協議会地域福祉係、麻布地区ふれあい相談室の方々にもご出席いただきました、
ボランティアさんからは日頃の活動で感じている事や今後の課題など、各部署からは情報提供など、お互いの意見や情報を交換し、有意義な会となりました。
ボランティア養成講座には、「広報みなと」の募集記事を見た方など6名の参加があり、二日間の講座で、「港区の高齢者の現状とサービス」の説明、ちょこっと立ち寄りカフェの目的や活動の様子、「高齢者の心と体を理解する」、「高齢者の話を聴く(傾聴)」などの講義を受けていただきました。
講座終了後は、カフェの見学・体験を経て、ボランティア活動を開始します。
カフェの運営にはボランティアさんのお力が欠かせません。次の養成講座は1年後になりますが、地域の高齢者を支えることやボランティア活動にご興味のある方は、ぜひ一度、ちょこっと立ち寄りカフェにご参加ください。
左から1:ボランティア交流会 2~4:ボランティア養成講座
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