活動報告:2023年4月

みんなとオレンジカフェ

新しい年度になりました。港区のオレンジカフェ事業は、引き続き、けあポートが運営しています。

いつものように5地区で開催し、天候に左右されることもありましたが、初参加の方や久しぶりの方、いつもいらしている方など、どのカフェもお話が途切れることなく賑やかに盛り上がりました。

 

ふだん家では話さないけど、ここに来るとおしゃべりが楽しくて元気になった、先輩介護者のお話が聞けて参考になった… などの声が聞かれました。

認知症専門医の講話では、社会参加が認知症予防には大切とのことです。認知症初期の方も介護者も、誰にとっても話すことは大切で、他の方のお話を聴いて自分事として考えることで気づきが生まれますね。

「認知症と名称がついているとちょっと行きにくい」ということがあるかもしれませんが、気軽にのぞいてみてください。

 

左:赤坂カフェ(お話タイム)    中:高輪カフェ(ドクタータイム)   右:芝カフェ(ドクタータイム)

ちょこっと立ち寄りカフェ

新年度の始まりは、音楽でスタート♪

飯倉カフェは参加者の思い出(懐かし)の1曲を聞きながら、そのエピソードを話してもらい、ありすカフェではアコーディオンの伴奏で懐メロや童謡を歌い、西麻布カフェではプロのチェロとピアノの演奏家と、地域の方々の演奏を楽しみました。南麻布カフェでは木の枝と毛糸で「ゴッドアイ」(魔除けやお守り)を作り、お喋りをしながら楽しく個性的な作品を仕上げました。

 

本格的な春を迎え、新緑がきれいな季節の中、皆さんが積極的に行動し始めたのか、各カフェは多くの方の参加で賑わい、楽しく交流が出来ました。
5月の連休明けには、新型コロナウィルスが感染法上の5類に移行し、人々の動きが更に活発になると想定されます。カフェではこれからも皆さんに喜んでいただける内容を企画し、ご参加をお待ちしています。

 

上・左から1・2:飯倉カフェ・思い出の1曲とエピソード 上・3:ありす・アコーディオン演奏

上4:西麻布・地域の方々の演奏 5・下1:プロの演奏家による演奏

下2-4:南麻布・ゴッドアイ作り